〈開催期間〉2015.05.02 ~ 2015.07.05
速水御舟《洛北修学院村》1918年
滋賀県立近代美術館蔵
御舟ははじめ歴史画から出発し、印象派の点描に似た新南画、中国の院体画を思わせる写実を極めた花鳥画、琳派の奥行を排した金屏風、渡欧後、西洋絵画の群像表現に魅せられ人体表現へと向うなど、画風を目まぐるしく変化させて行きますが、道半ばで夭折してしまいます。本展は師の松本楓湖、兄弟子の今村紫紅と赤曜会のメンバー、そして御舟一門など、御舟の作品と共に周辺作家の作品を一堂に集め、近代日本画の頂点のひとつともいえる御舟芸術がいかにして誕生したかを検証します。
観覧料:一般1,200(1,000)円 65歳以上1,000(800)円 高校・大学生800(600)円 小・中学生500(300)円 ()内はアーツカード割引および20名以上の団体料金